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臼杵春芳 大椀 (漆の木・金箔)

ろくろで粗挽きし、拭き漆してから黒漆、金箔を張り研いだりして仕上げていきます。やや厚みのある木地は臼杵さん自身によるものです。

こちらの木地は掻き終えたあとの漆の木そのものを製材しています。思った以上に軽く、自然に木が収縮する自然な歪みを利用したかたちと轆轤のあとはありのままが美しく、無国籍で古い民芸品のような佇まいがあります。
このくらいの大きな径の漆の木は今では希少です。


主に国内で掻いた漆を使用し、調整剤など入れずにそのままの昔ながらのざっくりとした印象のまま仕上げしています。

*長年使ううちに、地の漆の色が出てくることがあります。漆の塗り直し、破損した場合の継ぎ直しのご相談もお受けしております。まずはメールやお電話等でご相談ください。(有料)


臼杵春芳に関する詳細はこちら
2022年11月展示会のご紹介文より


φ170mm, 底φ80mm x H105mm
900CC(満)
漆の木
黒漆
金箔


略歴)
臼杵春芳 / USUKI Haruyoshi
1954年香川生まれ。
1977年に彫刻家新宮晋氏に師事。京都を拠点に建築家との共同作業で店舗や個人住宅の家具制作を行う。
近年は工房を香川へ移し、漆の木の栽培をはじめ、漆掻き、木地師、塗師の一連の工程を一人で行っている。